
100株トレードをしている株初心者が下手に触ると危険な銘柄の特徴についてをまとめました。
上場初日のIPO
上場初日のIPOは初値をつけた直後から激しい値動きになりがちなので、100株でも大きくやられる可能性があります。
手を出すなら値動きが落ち着き始める翌日以降が良いかと思います。
薄板銘柄
この銘柄も100株であっても大きくやられる可能性があります。
そして安易にナンピンするとさらに痛い目にあいがちな銘柄でもあるので取り扱いには注意が必要です。
値嵩株
株価が高い値嵩株(ねがさかぶ)は呼び値が大きく、これも100株であってもそこそこやられる危険性を秘めています。
株価3000円以上は呼び値が5円、5000円以上は呼び値が10円となるので、100株であっても1ティックで500円・1000円と評価額が動きます。
薄板+値嵩株はさらに危険であるため初心者は絶対に手を出さない方が良いでしょう。
4倍値幅銘柄
2営業日連続で寄らずのストップ高になると3営業日目の制限値幅が4倍になるというルールが存在します。
このいわゆる4倍値幅の銘柄は高値圏であるため値動きが激しく、これも安易に手を出すと高値掴みで痛い目にあいがちなので注意が必要です。
またストップ高までの値幅が通常銘柄よりも遠いので、途中で息切れしやすく失速傾向にあるのも危険性に拍車をかけています。
「それなら空売りすれば良いじゃん」と思うかもしれませんが、4倍値幅銘柄は新規に空売りを狙っているトレーダーが多くいる反面、裏を返せば踏み上げも起きやすい傾向にあり値動きの難易度が非常に高いため安易な空売りもやはりおすすめできません。
高値圏の仕手株
特段材料が出ていないのに何日も連続でストップ高しているような銘柄が時折見られます。
これらは仕手株と呼ばれており、値を動かしやすい時価総額の極端に低い小型株でよく発生します。
仕手株は株を買い上げている「本尊」の動きがすべてであるため、この本尊が一気に売り抜けるタイミングで株価が急落していきます。
何日も連続でストップ高した後に同様の形で連続でストップ安して結局全戻しの形になるのがよくあるパターンです。
ですので仕手株が疑われている銘柄には初心者は手を出さない方が良いでしょう。