前場の寄付き直後はトレード参加者が多く、場中の中でも圧倒的に稼げるチャンスだと言われているし、実際にそうだと思う。今回は、自分が参考にしている人物の寄り凸戦略について自分なりに分析してみた。

参考にしているトレーダー SAMEさん

デイトレードしながらTwitterをやっている人見たことある人は多いのではないだろうか。場中にTwitterでトレード実況をしながら取引しているデイトレーダーのSAMEさん。

銘柄を頻繁につぶやくのもあって「煽り屋」のような一面もあり煙たく感じている人もいるかもだけど、トレードの実力は本物だと自分は思っている。銘柄選びの着眼点やエントリーのタイミングなど、色々と参考にしまくっている。

参考すべきはトレードの着眼点

この人の寄り凸を現在研究中。SAMEさんが呟いた直後に連買いや特買いになることは日常茶飯事で、フォロワー数の増加に相まって、改めて影響力の大きさを感じる。

当初は「これだけ煽って株価が反応するなら勝って当たり前やん…」と冷ややかな目で見ていたこともあったが、どんなにフォロワー数が多い煽り屋でも株で儲けるのは簡単なものではない。(実際フォロワー数の多い煽り屋でも逆指標としてネタにされている人もいる)


この人は本当に着眼点がいい。ツイートを見たあとついついイナゴしたい気持ちになる。もちろん、提灯をつけてトレードを有利にしようとしている魂胆はあるとは思うが、それでも「上手だな~」と素直に思える。

ただ、毎回この人にイナゴだけをしているようでは収支が安定しないと思うので、なんとかこの人の考えを先回りしながらトレードをしていければと思っている今日この頃。

SAMEさんの寄り凸戦略

ひとえに寄り凸といっても色々な種類があると思うが、今回はその中でも寄りから打ち上げ花火のように株価が急騰する「打ち上げ花火型」に
ついて見ていく。ネーミングは適当につけた(笑)

この銘柄の特徴は、

  • 直近で大商い
  • 前日の日足が上ヒゲの形
  • 当日は少しだけGUしてスタート
  • 低時価総額
  • 信用銘柄(貸借銘柄なら売り禁)

ざっとこんな感じ。「前日の日足が上ヒゲの形」っての結構曖昧で、陰線だったり陽線だったりその時その時でまちまちだったりする。

この手法が何を狙っているかと言うと、「大商いで高値を付けた銘柄が垂れて失速(日足で上ヒゲ)、しかし翌日の寄り付きは思い他強く、寄りで発生する急騰」、これを狙っている。


また、そもそも日足で上ヒゲが発生した翌営業日だけがトレードチャンスというわけではなく、数日間のラグがあってから発動することもあるので、直近で活況の該当銘柄は、約5営業日くらいは監視リストに入れておいた方が良さそうだ。

「打ち上げ花火型」と称しているように、トレードの賞味期限はかなり短い。寄り直後だけ吹き上がるも終わってみれば上ヒゲ大陰線というのがざらなので、決して深追いをしてはいけない。

色々と試行錯誤しながら…

SAMEさんの寄り凸戦略を実践してみようと頑張ってはいるが、簡単ではない。GUも大きすぎてがっつり特買いになってしまうのはよくない。上昇の余地がなくなってしまうからだ。寄り天の危険性が高まるのは勘弁。

「このまま垂れて終わると思ったが、お前、今日またやるんか?」とやる気を板から感じ取る必要があるのかも。この変は感覚的なものかもしれない。日々観察してやる気の良し悪しを見極められるようになる必要がある。

また、朝の気配は寄り直前でガラっと変わることが常なので、寄り5分前くらいまでは気配が弱くても直前まで気を抜いてはいけない。

信用銘柄の空売りの在庫(一日信用・プレカラなど)の量とかも関係があるのだろうか…。在庫量は証券会社によっては違うから考慮するのはシビアすぎる気もするが…。どうなんだろう。在庫はやはり0の方がよいのか?

とにかく、色々と考えながらやっていこうと思う。