株のデイトレードをする銘柄を選ぶ際、開示情報や企業の出すプレスリリースなどチェックする人は多いかと思います。
今回は他のライバルに差をつけるための＋αとして、トレード当日の朝にチェックすべきニュース、新聞サイトをまとめました。
朝の5時に更新される情報はかなり重要
トレードの事前準備として、前日の夜などに監視銘柄を整理する人は多いかと思います。
開示情報やプレスリリース、ストップ高、ストップ安銘柄、PTSで動きのあった銘柄などなど…このあたりはしっかり押さえておきたいところです。
それに加えて、当日の朝に更新されるニュースや新聞サイトのコンテンツは貴重な情報が多く、これらもぜひともチェックしておきたいところです。
これから紹介するサイトのコンテンツは、朝の5時に更新されるものが多く、これらは当日の朝にチェックするしか方法がないため、少々面倒ではありますが早起きしてしっかりと目を通しておきましょう。
化学工業日報
主にバイオ関連の話題を取り上げています。
時価総額が低めの銘柄がタイトルに含まれている場合は特にチェックしておきたいところ。
日刊鉄鋼新聞
鉄鋼や非鉄分野の専門情報を取り扱っています。
日刊鉄鋼新聞発の新出情報が結構あるので、ぜひとも目を通しておきましょう。
日刊工業新聞
機械や電気機器、輸送機器、精密機械、医療技術などの幅広い情報が掲載されています。
すこしボリュームがあるので、全部目を通すには大変かもしれませんが、その分価値のある情報で溢れています。
「〇〇を発明」「〇〇を新開発」のような感じでコンテンツ内で取り扱われた銘柄（特に低時価総額）は、当日大きな値動きがある可能性を秘めているので要チェックです。
日本経済新聞
日経新聞に関してはほぼオールタイムでコンテンツが更新されるため、当日朝だけでなく、大引け後のニュースは一通りはチェックしておきたいところ。
ただそれでも朝の5時頃に更新される情報は、個別株にとっても影響力のあるものが比較的多いため、しっかり取りこぼしがないようにしておきたいですね。
政府の新方針などのニュースは、新たな株のテーマ誕生のきっかけになりやすく、関連株が動意する要因となります。
朝の開示情報
まぁこれはニュースや新聞コンテンツではないのですが、当日朝の8時以降に出た開示情報は意外と見落としがちなので、しっかりとマークしておきましょう。
参考サイト；株探｜適時開示
株式新聞
創刊から70年以上の歴史を持つ証券専門誌。現在は「株式新聞Web」としてデジタルに移行しています。
目を通しておきたいコンテンツは数多くあるのですが、その中でもチェックすべきは、前場寄り付き20～30分前に更新される「ＭＳプレミアム」や「きょうの材料と有力銘柄」あたりの記事ですね。
これらのコンテンツ内でピックアップされた銘柄は、ぜひとも当日の監視リストに入れておきたいところです。
株式新聞を無料で読む方法について
新聞系の記事は有料コンテンツが多く、有料の会員にならないと記事の中身をすべて読むことはできません。
ただぶっちゃけてしまうと、中身を読まなくとも記事のタイトルのみで判断することが多いです。というか中身を読んだとしてもよくわからないことが多い…。
とりあえず、時価総額の低い銘柄＋期待値の高そうな文言（開発・発明・導入・承認など）が入っているタイトルをチェックして、関連銘柄を監視リストに入れます。あとは、寄り前の気配値やTwitterなどの情報をもとにして反応を伺うといった感じです。
しかし、株式新聞のコンテンツに関しては、記事の中身を読まないとピックアップされている銘柄がわからないことが多々あります。
なんとか中身を読みたいのですが、有料コンテンツを購読するには月額4400円が必要となります。
ただ、とある証券会社の口座を開設すれば株式新聞の有料コンテンツをすべて無料で購読することが可能です。
詳しくは以下の記事を参照してください。
デイトレに必須の「株式新聞Web」を無料で購読する方法
