【株デイトレ】決算短信や業績修正の良し悪しを自動で簡単に判別する方法【AI決算カレンダー】

株式の値動きに大きな影響を与える決算発表や業績修正ですが、決算書の読み方がわからなくても、あるいは業績修正の内容がよくわからなくても、その内容の良し悪しを自動ですぐに判定できる便利の方法についてをシェアしていこうと思います。

記事の内容としては、中長期など時間軸が長めのトレードというよりはデイトレなど短期トレード寄りの話なのでご了承ください。

※本ページはプロモーションが含まれています

結果を数値化してくれる「AI決算カレンダー」

さっそく本題に入りますが、ずばり立花証券が提供している「AI決算カレンダー」を利用すれば決算内容や業績修正の良し悪しを簡単に判断することができます。

たとえ決算書が読めなくても数値を見れば直感的に決算の内容の判断が可能

決算期など一日に決算発表が数百社以上ある日などには重宝しています。

決算スコアとは?

まずは決算スコアについての簡単な説明から。

立花証券の説明によると、

  • QUICK社がデータをもとに独自に算出した参考指標
  • 決算発表された実績数値に対し過去データに基づき、機械的に算出するスコア
  • 数式的に瞬時に算出するため期待や不安などの不確定要素を排除した平等な評価

このように説明されています。

決算スコアを算出するにあたっては、「前期の実績値」「直近の予想値」「直近のQUICKコンセンサスの値」これらを基準にして数値化しているようです。

市場予想や通期予想とその進捗率、前年同期との比較などなど、発表された数字一つ一つ吟味していくのは意外と手間がかかる作業なので、この辺りの面倒な判断を一任してくれるのは頼もしい存在といえるでしょう。

決算スコアの数値の目安について

決算スコアの数値についてですが、だいたい-10から+10の間に収まる銘柄が大半です。

数値は小数点第二位まで表示されています。(例:2023年8月1日トヨタ1Q決算発表 決算スコア:+2.58)

例えば、スコアが+5くらいならそこそこ良いという印象。+10を超える場合はかなり良いと判断できます。

自分はデイトレードをやっているのであくまで短期トレード目線での話になりますが、決算スコアの高い銘柄はとりあえず監視リストに登録しておき、PTSや当日の寄り前気配値などを参考にしてトレード機会を伺うようにしています。

トレードでどう利用する?

便利なAI決算カレンダーですが、デイトレードでどのように利用すればよいのでしょうか?少し考えてみましょう。

場中決算で利用

まず思いついたのが、ザラ場中にでる決算での取引について。

決算発表時刻まで待機し、結果が出たと同時にAI決算カレンダーの決算スコアで売り買いを判断しようというもの。

結論から言うと、これは厳しいかと思います。

「AIを使って瞬時に決算を読み解く」と説明ではありますが、実際はスコアがでるまで1分近く時間を要するため、発表と当時にスコアで売り買いを判断することはできません。

場中決算で利用するとすれば、決算スコアが出た後、スコアを参考に2次的な動きを狙っていくのが良いかと思います。

決算スコアと値動きの乖離を狙う

決算スコアが高いにもかかわらず、安寄りした時などはチャンスの可能性があります。

PTSや当日の寄り前気配値などを参考してトレード機会を狙っていきましょう。

決算スコアが高い銘柄はたいていは高く寄り付く傾向にあるため、決してチャンスが多いわけではありませんが、それでも当日は何が起こるかわかりません。

思わぬチャンスをものにするには日々の事前準備は欠かせません。

毎日のトレード準備の負担を減らすためにも、AI決算カレンダーの利用をおすすめします。

立花証券で口座開設をする上での注意点

AI決算カレンダーを利用するためには立花証券で口座開設をする必要があるのですが、一つ注意点があります。

立花証券には「ストックハウス」と「e支店」の2種類があり、どちらか一方しか口座開設できないので注意が必要。

幸い、AI決算カレンダーについてはどちらの口座を開設しても利用できます。

「ストックハウス」と「e支店」の違い

ここで「ストックハウス」と「e支店」の違いについてを簡単に見ていきましょう。

ストックハウス

  • 取り扱いの商品が豊富
  • 「立花トレードリッチ」というトレーディングツールが使える
  • 現物取引の手数料が後述するe支店よりも高い

e支店

  • 取り扱い商品の数が限られている
  • 現物手数料が安い
  • 「BRiSK Next」という高速フル板発注システムが使える
  • APIを利用し自動発注ツールでトレードできる

どちらが良いのか?

ヌルヌル動く高速板発注システムの「BRiSK Next」やAPI経由で独自に開発した自動発注システムを使用したいなら「e支店」を選びましょう。

それらに興味がないという方は、IPOや日経先物、投資信託など幅広い商品を取り扱っている「ストックハウス」で良いかと思います。

前述したとおり、「AI決算カレンダー」はどちらの口座でも利用可能です。

「AI決算カレンダー」は無料で利用可能

「AI決算カレンダー」は無料で利用できます。

口座開設に関しても、「ストックハウス」「e支店」どちらも無料で口座開設が可能です。(口座開設はどちらか片方のみ)

シンプルですがとても便利なサービスなので、ぜひとも利用してみましょう。