ザラ場でつけた一番最初の押し目というのは反発する可能性がとても高く、逆張りトレードで利益をあげる上で大切なポイントとなります。
一度目の反発が一番大きい
よく挙げられる例としてボールを高い所から落とした場合、一番最初に地面に落ちた際に起こるバウンドが大きく、2回3回と地面に接地する回数を重ねるごとにバウンドは小さくなっていきます。
これは株価のリバウンドにも同じ理論が当てはまります。
ザラ場につけた最初の押し目がリバウンドの妙味が一番あり、押し目の回数を重ねるごとに徐々に反応は薄くなっていきます。
よって、逆張りで株価の押し目を狙う場合はザラ場につけた一回目の押し目を積極的に狙っていきましょう。
2回目以降の押し目はリバウンドが小さくなっていく傾向にあるため、トレードするにしてもロットを張るのはやめておいた方が無難です。
そもそも無理に手を出さない方が良いこともよくあります。
押し目をつける時間帯を意識
押し目を狙うにしても、時間帯の意識をすることはとても重要です。
押し目を狙うなら前場がおすすめです。
逆に後場の押し目は例えザラ場初押しだったとしても慎重におこなうべきです。
理由としては、後場は出来高が細りやすく、閑散とした雰囲気ではリバウンドは狙いにくいからです。
そういった意味では前場は出来高が多くたくさんのトレーダーがトレードチャンスをうかがっているため、前場でつけた最初の押し目に優位性があります。
前場の中でも午前10時~午前11時の時間帯は寄りから盛り上がっていた銘柄がちょうど垂れてきやすい時間帯であり、押し目のゴールデンタイムと言えます。
逆張りトレードをする際は時間帯の意識もしっかり持っておきましょう。
押し目ポイントについて
ひとえに押し目といっても様々な基準があります。
移動平均線を意識した反発だったり、VWAPの反発だったり、前日日足の窓埋めなど様々なものがあります。
ザラ場で注目すべき逆張りポイントについては以下の記事を参考にしてみてください。
【株デイトレ】逆張りスキャの反発ポイントまとめ 指値はここに入れろ!【保存版】