飛距離が出る複合バットの中でも特に有名なビヨンドマックスシリーズは、軟式野球に革命をもたらしました。
人気のあるバットではありますが、使用することに批判的な「アンチビヨンド」の存在するのも事実です。
今回の記事では、ビヨンドマックスを購入する前にぜひとも知っておきたい”ビヨンドが嫌われている理由”についてまとめたいと思います。
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批判される理由を知ることで得られるメリット
まず本題に入る前に、なぜビヨンドシリーズが批判されるのか?知っておいた方が良い理由について説明したいと思います。
理由としては、所属するチームが「アンチビヨンド」で、ビヨンドなどの複合バットが使用不可、もしくは、使用し辛い可能性があるためです。
複合バットは割と高価な買い物ですので、購入してから「やっぱり使えなかった…」となるとショックが大きすぎます。
また、仮に使用できたとしても、ビヨンドに対して批判的な人に嫌味を言われるかもしれません。その際、相手の言い分をある程度理解していれば、大きな衝突への発展を自制しやすいかと思います。
なぜビヨンドマックスは嫌われているのか?
では本題に入ります。ビヨンドマックスが嫌われている理由について、いくつか例をあげたいと思います。
理由1: 狭い球場やグラウンドで使えない
ビヨンドは飛びすぎるが故に場外への打球が増えるため、ボールが道路に飛び出す危険性、または民家直撃による近隣住民からの苦情などに繋がります。
そういった理由により、特に狭い球場やグラウンドでは、ビヨンドなどの複合バットの使用が禁止・制限されているケースがあります。
理由2: 値段が高い・公平性に欠ける
複合バット全般に言えることですが、値段が高いというデメリットがあります。
少年野球などにおいては、チームの財力の差が勝敗に影響するのはあまり好ましくないと考える人は結構いると思うので、公平性の観点から批判される理由にもなっています。
理由3: 打球が速くなり危険
飛距離が伸びるということは、当然打球速度も上がるため、特に少年野球や学童野球では危ないという意見もあります。
軟式ボールとはいえ、特に内野への強い打球、とりわけピッチャーライナーの直撃は失明の恐れがあるため、安全面を考慮して使用は控えるべきだという声があります。
理由4: 少年野球などで複合バットに慣れると将来苦労するという意見
ビヨンドなどの複合バットは、多少バットの芯を外しても打球が飛んでくれるため、特に幼少期からこの感覚に慣れてしまうのは良くないと考える意見もあります。
複合バットが使えない高校軟式野球や硬式野球にステージが移る際、今までのように結果が残せず、技術面で苦労する可能性が出てきます。
理由5: 打感や打球音が微妙
これは使用感への不満になりますが、金属バットに比べると複合バットの打感にはクセがあり、インパクト時に鈍い音がするのが特徴です。
この打感や打球音があまり好きではないという声もあります。
特に少年野球と複合バットの問題は難しい
ビヨンドマックスが嫌われている理由についてみてきました。
特に少年野球での複合バットの使用に関しては様々な意見があると思います。
これは本当に難しい問題で、大船渡高校時代の佐々木朗希投手の登板回避問題と似ている部分があると思います。
2019年に「令和の怪物」と称された佐々木朗希投手が岩手県大会の決勝で故障予防のために登板回避し、その結果、決勝戦でチームは敗れ甲子園出場を逃した問題。当時大きな論争を巻き起こしました。
チームの勝利を優先するのか、その子の将来性を考えるのか…意見が分かれるのは当然です。
ですので、少年野球で我が子にビヨンドを購入しようと考えている親御さんは、自分の考えもそうですが、所属するチームの方針についても考慮してから購入することをオススメします。
今更だけど…性能面では申し分ないビヨンドマックス
ビヨンド絡みの論争は、そのほとんどが性能が高すぎるゆえに出てくる副産物とも言えます。
少年野球での使用は色々なことを考慮して深く検討する必要があるかもしれませんが、草野球などで使用する場合、チームの方針や球場・グラウンドでの使用に問題がないのなら、この高性能な複合バットを使わない手はありません!
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