材料の見落としをリカバリー
デイトレードは事前にニュースや材料を調べて当日の監視銘柄の準備をすることが重要です。
ただどんなに万全の準備したと思っていても思わぬ材料の見落としが出てしまうことは人間である以上仕方がありません。
時には割り切りも大事ですが、少し悪あがきすることで見落としのミスをリカバリーできることがあります。
寄り前上昇ランキングに注目
トレードツールにある「寄り前気配値上昇ランキング」を見ることで当日の朝に事前準備の段階で見落としていたお宝銘柄が見つかる可能性があります。
特に時価総額の低い小型株は何らかの思惑絡みで寄りから値動きが大きく活発になることがあります。
こういった思惑というのは開示の内容をしっかり読まないと気付けなかったり、普段から情報アンテナを張っていないと見つけ出すことができないような高度なものがほとんどです。
事前準備の段階で監視リストに入っていなかったような銘柄が寄り前気配値上昇ランキングの上位に入っている場合、急遽監視リストに登録してみる価値はあるかと思います。
ただ見せ板も日常茶飯事であるため、紛れてを排除するためにもできるだけ寄り直前のランキングを参考にすると良いでしょう。
朝のPTSランキングにも注目
寄り前のランキングと同様に寄り直前のPTSランキングも見ておくと良いでしょう。
寄り前気配のランキングとは違い、朝のPTS上昇ランキングでは実際に売買が行われているためとても参考になります。
ただ出来高が極端に少ない銘柄はただの誤発注の可能性があるため、ある程度出来高のある銘柄に注目すると良いかもしれません。
朝のPTSランキングは松井証券のトレードツールである「ネットストック・ハイスピード」で確認することができます。
気配の上昇理由はXでエゴサ
もしも時間的な余裕があるのならば、当日の朝に気になった銘柄に何か材料やら思惑やらがあったりしないか確認したいところです。
リサーチにはX(旧Twitter)で銘柄名を検索するのが一番良いかと思います。
ちょっとした思惑というのは検索エンジンでは欲しい情報にすぐにアクセスすることは難しいものです。
Xであれば寄り直前にヒントとなるポストが見るかる可能性があります。
寄り直前なので時間的に厳しいところはありますが、最後まで悪あがきしてみると報われることもあるので覚えておくと良いでしょう。