【株デイトレ】翌日に急騰・ストップ高する煽り記事銘柄の特徴や見極め方

株探や株式新聞をはじめとした証券関連のメディアには特定の銘柄を紹介するいわゆる煽り記事と呼ばれるものが存在します。

この煽り記事の影響力というものは、SNSが普及している現代ではより大きくなっており、ネットなどで記事が掲載された翌日に言及された銘柄が急騰やストップ高することはよくあります。

今回は、煽り記事で紹介された銘柄の中でもより株価が反応しやすいデイトレード向きの銘柄の見つけ方に焦点をあてて記事を書いていこうと思います。

紹介された銘柄すべてが上がるわけではない

これは当たり前の話ですが、雑誌や新聞・ネットなど媒体はどうあれ、紹介された銘柄すべてがすぐに注目を浴びて急騰するわけではありません。

多くのトレーダーたちが注目していて響力のあるメディア「株探」や「株式新聞」の煽り記事でも同様です。

ただ、翌日にすぐ反応するような銘柄にはいくつか特徴が存在します。

注目:時価総額が低い銘柄

時価総額が低い銘柄は上値が軽く株価が反応しやすいので、煽り記事きっかけで株価が反応しやすい銘柄と言えます。

ボラティリティーが期待できる銘柄は多くのデイトレードたちが虎視眈々とチャンスをうかがっているので、上手く流れに乗れれば短期間でそれなりの利益をあげることも可能。

ただ、このような銘柄はどちらかと言えばマネーゲームの性質を持っていて、飽きられるのが早いのも特徴の一つです。

うっかり上値を掴んでしまうとあっという間大きな損失を生むリスクもあるため、しっかり損切する勇気も必要です。(言うは易しですが…)

時価総額50億以下は注目

これはあくまでも私の感覚ですが、煽り記事に反応して株価が反応しやすい時価総額の目安は50億以下の銘柄が多いように感じます。

だったら60億台やら70億台の銘柄はまったく株価が反応しないのかと問われればそんなことはなく、これまた判断が難しいところですが、これから少し後に述べるような条件に該当するような銘柄ならば、50億を超えていても監視リストにいれることはあります。

手を出す時価総額の上限は100億までですかね。

100億を超えると流石に少し大きすぎるかなという印象。思い切ってバッサリ監視リストから外すことが大半です。

監視リストを広げすぎてもあまり良いことがないのは身をもって経験しています。トレードをする体は所詮は一つなわけです。

時価総額30億以下は全力で監視

続いて、時価総額30億以下の銘柄に関しては、問答無用で監視リストに入れます。

株価が急騰しやすいのはだいたいこのくらいの時価総額帯ですので、しっかりチェックしておきましょう。

注目:直近で盛り上がっているテーマの銘柄

煽り記事というのは、ニュースや世の中のトレンドなどのいわゆる一つのテーマにスポットをあて、それらに繋がりのある関連銘柄を紹介するパターンが多いです。

この紹介されたテーマが直近の株式市場で盛り上がっているテーマと一致している場合、紹介された銘柄はトレーダーたちにより注目されます。

テーマというのは、一瞬だけ盛り上がって終わるものもありますが、大きなテーマだと数日間盛り上がることがあります。

2023年の例を出すと、異次元の少子化対策から始まり、スシロー事件きっかけの監視カメラ関連だったり、大阪万博関連、自動運転・2024年問題関連、花粉症関連、ライドシェア関連などなど…今年も様々なテーマの銘柄が株式市場で脚光を浴びてきました。

一つのテーマが大きな盛り上がりを見せると、裾野を広げるように、炎が燃え広がるように、新たな関連銘柄が次々と注目されてトレード対象となっていきます。

煽り記事というのは一つのきっかけに過ぎないのですが、着火剤になりえるのです。

直近で盛り上がっているテーマに関連した銘柄が煽り記事で紹介された場合、なおかつ時価総額が低めの銘柄については必ずチェックしておきましょう。

当日の寄り前気配や板の様子から銘柄のやる気を観察

時価総額とテーマについて話してきましたが、それだけでは不十分だと言えます。

前述した条件に当てはまる銘柄は当然、監視リストに入れるべきなのは言うまでもないのですが、果たして本当に盛り上がるのかどうかを見極める必要があります。

これは決して簡単なものではなく、トレードをしている私もまだまだ未熟なので偉そうなことを言える立場ではありませんが、当日の寄り前の気配値や板の様子からその銘柄の当日のやる気を判断しています。

当日の地合いはその日にならないとわかりません。個別株に関しても、煽り記事銘柄以上に資金が集まりそうな好材料銘柄があればそちらに手を出すのが正解の可能性もあります。

銘柄のその日のやる気を見極めるのは重要な作業と言えます。

前日の終値よりも気配値が高いのかどうかを見る

まずは寄り前の気配値について。

ひとまず、前日の終値よりも寄り前の気配が高い銘柄は、ひとまずやる気がある可能性があるので気にしておく必要があります。

デイトレーダー目線でいうと、この気配値が高すぎると寄り天のリスクがあるので手を出しづらいといえます(それでもストップ高に張り付く可能性はあるのでまぁ判断はムズイです)。

なので、個人的には前日の終値から少しだけGU(ギャップアップ)して寄り付くと手が出しやすいかなという印象です。

ただ実際にトレードをしてみるとわかるかと思いますが、この寄り前の気配というものは非常に厄介です。

見せ板などの影響で寄る直前に気配値が一気に下がってすぐに寄りついたり、逆にやる気がないのかと思いきや寄る数秒前に一気に気配が爆上げすることもあるので、寄る瞬間まで気が抜けません。

寄る瞬間を見逃さないためにも、各証券会社で用意されているであろう株価アラートの設定しておくことをおすすめします。

板の様子を観察する

気配値と同様に、板の注文量もしっかり見ておきましょう。

いつもよりも注文量が多いのかどうか、全体の板が心なしか厚くなっていれば、ひとまずその日はやる気がある可能性があります。

前の気配値のところでも述べましたが、板の様子は寄る直前で急変することは日常茶飯事なので、やはり株価アラートの設定は必須と言えます。

また、時価総額の低い銘柄は株価帯にもよりますが、極端な低位株でなければ板が薄くなりがちです。

例えば、思ったより安寄りした場合、板がスカスカだったりすると「あぁこの銘柄は今日はないかな…」すぐに見切りがちですが、数秒後や数分後に突然特買いになっていたりもよくするので、板やチャートは気を抜かずに集中してみておきましょう。(自分も上手くできてないですが…)

絶対にチェックすべきサイト

こうやって実際のトレードのことを書いていると、改めて監視リストに対象銘柄が入っているからと言ってもそれが利益に直結するかと言えばそんな甘くはなく、連買いや特買いに乗り遅れたり、もしくは焦って早く入りすぎて上手くいかなかったり、監視リストを広げすぎて中途半端なトレードしかできなかったり…などなど自分も修行がまだまだ足りないのと実力不足を痛感しているしだいです。

ただ、監視銘柄を事前にピックアップできなければ、最初のスタートラインにすら立てていない状態と言えるでしょう。

最初の一歩を踏み出すためにも最低限チェックしきたいサイトは以下の通りです。

  • 株探
  • 株式新聞Web

株のトレードをするなら最低でも、上記のサイトくらいはチェックしておくべきだと思います。

サイトを見るポイントとして、

株探徹底攻略ガイド 明日の急騰・ストップ高銘柄を探せ!

株式新聞web徹底攻略ガイド 明日の急騰・ストップ高銘柄を探せ!

上記の記事をぜひ参考にしてみてください。