2023年3月2日の東京株式市場で、グロース市場に上場しているフォトシンス(4379)が一時ストップ高をつける大きな値上がりを見せた。
・日足
特段材料は見つからずも一時ストップ高へ
クラウド活用のドア管理機器・システム「Akerun」を法人向けに展開しているフォトシンス。
時価総額も約50億円ほどと小さかったため値動きは軽く、前日終値329円から6円ギャップアップして始まり、前場寄り付きから17分後に409円のストップ高に到達。
その後は下落し、日足レベルで上ヒゲをつけるも一時は前日比+24%の大幅高をマークした。
・1分足
寄り付き直前に株式新聞が関連記事を掲載
フォトシンス
— SRS(LC4300万)エンペラー皇帝 5億円非課税投資家 レバナス投資家 (@srs20170526) March 2, 2023
(再送)MSプレミアム=フォトシンスが大底から浮上の動きへ
2023/3/2 8:38https://t.co/8X9lISwObQ
前場の寄り付きの22分前に株式新聞が関連記事を掲載。特段材料がなかったことから、この記事の影響で株価が動意づいた可能性は考えられる。
ただタイトルにもある通り、この記事は(再送)、つまり再掲載の記事であり、元の記事は2日前にすでに出回っているいわゆる既出のものだったのだ。
・元記事
元記事が掲載された翌営業日のフォトシンスは小幅な値動きで終わり、ほとんど記事の影響を感じさせないものだったが、再掲載の記事後には株価は大きな動きを見せた。
タイミング的にも再掲載の記事の方が多くのトレーダーの目に触れたのが原因なのかもしれない。今後も株式新聞が提供するコンテンツには目を配っていきたいと思う。
「大底からの浮上の動きへ」と株式新聞が謳っているように、フォトシンスの月足を見てみるとこのような感じ
・月足
フォトシンスの今後の動きにも注目だ。
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