初心者が狙うべき銘柄には賛否両論あるかと思いますが、私は初心者が狙うべき銘柄は小型株であると考えています。
理由をいつくか解説していきます。
資金の流れが大型株に比べるとわかりやすい
小型株というのは時価総額の低い銘柄のことであり、時価総額の大きな大型株に比べる資金の流れや入り方がわかりやすいという特徴があります。
大型株は日本国内だけでなく世界中の投資家が取引している銘柄であり、資金の窓口があまりにも大きいのでピンポイントに値動きを予測するのが難しい傾向にあります。
比べて規模の小さい小型株は、市場参加者が少なく材料が出た時や何か資金の動きがあった時などに株価が動意しやすい特徴があります。
時間軸が短いデイトレやスキャルピングにおいて、このタイミングで上昇する・反発する・下落するといったピンポイントな読みがしやすいというのは大きなメリットと言えます。
初心者が小型株を触るのは危険なのか?
よく小型株は危ないので初心者が下手に触ると危険という話があります。
そのように言われる一つの理由としては、株価が短期間で動きやすい傾向にあるからです。
これは損切をしなかったり、ロットを自分の実力以上に張ってしまいやられた時などの大負けが連想されるためこのように言われると思いますが、逆にロットを抑えて損切もしっかりできれば何も問題はありません。
逆に、短期間で大きな値幅が取れるメリットとも捉えることができます。
そして、資金の入るタイミングがつかみやすいというのはやはり大きなメリットであると私は考えています。
資金の入るタイミングの逆である資金抜けのタイミングも大型株に比べる比較的わかりやすいため、撤退のタイミングもわかりやすかったりします。
損切が遅れたりロットを張りすぎたりする危険性は大型株にも当てはまるため、そもそも小型株特有の問題ではないのです。
初心者が警戒すべき小型株を知る
初心者が小型株を触って痛い目にあうパターンのひとつに板の薄い銘柄でやられる例があります。
確かに時価総額の低い小型株は板の薄い銘柄が多く、これらの銘柄の高値を掴んでしまうと低ロットでも一瞬で100ティック以上やられる危険性があります。
ですので初心者は板が比較的入っている小型株に絞ってトレードすることうをおすすめします。
損切がさえしっかりできれば何も問題ありません。