マケスピ2のフル板を使っているのだけれど、ふと「売件数」と「買件数」の表示について気になった。
今まではチャート表示の領域が狭くなってしまう関係上この売買の件数は隠していたけれど、最近になって「これって結構使えるのでは?」と思うようになった。
ずばり、見せ板か否かの判断材料になりえるかもしれないということだ。
極端に厚い板が出ているにも関わらず、件数が極端に少ない場合、注文主は大口と判断できる。
すべての大口が見せ板をしているわけではないが、件数が少ない以上、まとまった数の注文が値動きに応じて消えたり復活したりを繰り返す可能性はありえる。
そして、それが見せ板である可能性も十分にある。
ただ、見せ板を出す人も見抜かれまいと、複数の端末から分散して注文を出しているかもしれない。こうなると、見抜くのは困難を極める。
よって正確な判断を下すことは難しいけれど、それでも、信憑性のある板かどうかを警戒する上で参考にすることはできると思う。
「件数の少ない厚い板は警戒、多い所の厚い板は信頼できる可能性が高い」といった感じだ。
明日の取引からフル板の件数表示を取り入れてみようと思う。
板の売買件数の活用法
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