急落を拾うにあたって、節目の数字というのは意識されるところだと思う。節目の数字には厚い買い板が入っているので当然と言えば当然なんだろう。


ただ、急落時や下げ幅が割と大きいときなど、そういう節目の数字の少し手前でリバることが体感では多いように感じる。


特に100円区切りの節目ではその傾向が顕著だ。例えば1380円くらいから1分足レベルで勢いよく下がってきた場合、100円区切りの節目である1300円よりも少し上の1315円近辺くらいが短期目線で底だったりというのはよくある。


これは下落の仕方というか、下がり方の質にもよるがけど、それでも節目の少し手前で下落が収束するというのは割とありがちなことだと思う。

一気にストンというわけでなく、1分足レベルで「じわっ…じわっ…」と下がってくる例でもそうだ。


じわじわパターンの具体例をあげると、1250円付近から1分足レベルでじわじわ下がってきた場合、やはり1215円近辺が絶好の買い場であることは多い。


先ほどの1分足レベルでのスト~ン急落では1380円→1315円と下げ幅は65円くらいに対して、1分足レベルでのじわじわ急落では、1250円→1215円と下げ幅は35円くらい。



感覚的なことなので、このように文字に起こしてみるとなんだかむずがゆいというか、何が言いたいのかよくわからなくなってくるけど、節目の数字の少し手前での打診買いは逆張りスキャでは結構有効な気がするので、しっかり意識しておこうと思う。