【株デイトレ】前場安拾いのリバウンド狙いで大きく勝てるトレードを目指せ

安く買って高く売るのが株のデイトレードで勝つ基本中の基本です。

今回は前場につける安値を拾いそこからのリバウンドを狙うデイトレ手法についてを解説していこうと思います。






前場10時台の安値を狙え

前場は寄り直後が一番大きな出来高を伴い値動きも活発になるため最大のトレードチャンスであると言われています。

ただ前場のチャンスは決して寄り直後の9時台だけではなく、寄りで勢いのあった銘柄が失速して安値をつける10時台にも売買妙味が大いにあります。

出来高が次第に落ち着き始め値動きが緩やかになる10時台は寄り直後に比べてエントリーがしやすく、その後株価が再動意して上昇していった時の妙味は計り知れません。

高値追いをしているわけではないので損切も比較的しやすく、リスクとリターンもバランスは良好と言えます。

特に10時台の中間地点である午前10時30分は安値をつける基準としてトレーダーに意識されやすい時間なので意識しておくと良いでしょう。

もちろん必ずしも10時台というわけではなく、午前9時50分くらいにリバウンドが始まってしまう場合もありますし、11時台からやっと動き出すケースもあります。

ですが、確率的には寄りの熱のほとぼりが冷めつつもリバウンドするための猶予時間がある程度確保されている午前10時台に安値をつけることが多いと考えられています。

狙うべき銘柄は?

リバウンドの値幅を狙いたいので、時価総額が低い軽量級の銘柄が良いかと思います。

【株デイトレ】初心者の銘柄選びは時価総額を確認するところから始めよう

また出来高がある程度あることも重要なポイントです。

寄りから商いを伴いながら値動きのボラティリティもあり激しく動いていた銘柄が理想的です。

そういった銘柄が一旦力尽きて垂れてくる…そこをすかさず拾っていく感じですね。

そういった銘柄は前日や当日、もしくは直近で材料などが出ていことが多く、そのような銘柄は前場安を拾っていく対象の銘柄となりえます。

そういった銘柄は再動意した時に再び高値を目指しやすく、妙味があると言えます。

具体的な買うタイミング

ピンポイントに安値を拾うのはなかなか難しいものがありますが、逆張りで反発しやすいポイントというのは存在します。

以下の記事を参考にしながら安値を拾うポイントを探っていくと良いかと思います。

【株デイトレ】逆張りスキャの反発ポイントまとめ 指値はここに入れろ!【保存版】






損切の基準について

勝率100%の手法はないので思うようにリバウンドしなければ損切しなくてはいけません。

一つの区切りの例としては、前場が終わる午前11時30分をタイムリミットに設定してあげるのがわかりやすくて良いでしょう。

後場から動きだすことももちろんあるのですが、後場への持ち越しは危険性もあるためなるべく避けるのが無難です。

もう一つ、午前11時を過ぎてから安値を割れることがあればそこで切るのも一つの区切りかと思います。

午前11時を過ぎると前場中にリバウンドする猶予時間が無くなってくるのもありますし、午前11時の開示で新たに注目される小型株などが新規で出現すると、資金がそちらに流れてリバウンドがより絶望的になるからです。

区切りはしっかりつけるようにしましょう。

前場安狙いは大きく勝てる優位性あり

銘柄の選定がしっかりできていれば、株価が再動意した時に取れる値幅も期待できます。

また、値動きと出来高が落ち着いた時に買いを狙いにいくため安値で買い集めやすく、最終的にロットが大きく張れたりするので大きく勝てる可能性が期待できます。

いわゆる「コツコツ拾う」ってやつですね。

丁寧な売買を心がけて優位性のあるトレードを心がけていきましょう!