2023年3月24(金)、2日前に上場したばかりのIPOであるSHINKO[シンコー](7120)がストップ高する急騰を見せた。電子カルテの情報共有化政策のニュースが影響し、関連銘柄として株価が動意づいたとみられる。
・日足
直近IPO+話題のテーマという最強の組み合わせ
SHINKOは上場してまだ3日目の直近IPO。ただでさえ注目度が高い直近のIPOということに加え、新たな国策の関連銘柄ともなれば、それはデイトレーダーが注ぐ眼差しも熱くなるというもの。
前日終値から約100円ほどギャップアップして始まり、商いを重ねながらぐいぐい上昇。10時41分にはストップ高をタッチ。S高到達後は売りが優勢に。押す展開がしばし続くも、後場に入ってから再び切り返し。13時にはストップ高に張り付き、そのまま大引けを迎えた。前日比+24%超の大幅上昇である。
さらに、前日上場したIばかりIPOであるハルメクホールディングス(7119)とアイビス(9343)もストップ高に張り付く急騰を見せており、この日は春のIPO祭り開催と相成った。
・5分足
電子カルテ関連として株式新聞が寄り前に記事で紹介
電子カルテの情報共有化政策のニュースが株価に影響を与えたのは間違いないが、SHINKOを関連銘柄として紹介した株式新聞の影響力もやはり相当なもの。
この記事が投稿されたのは寄付き約1時間前にあたる午前8時過ぎ。株式新聞は多くのデイトレーダーが注目しているので、寄りから特買いになるのも必然の展開。個別株の地合いの良さも急騰に拍車をかける形となった。
記事内では8つの関連銘柄を紹介
記事内では、ストップ高まで上昇したSHINKOを含め8つの銘柄が関連銘柄として紹介されている。今後このテーマが再び盛り上がった時に備えて、ぜひとも全銘柄をチェックしてリスト化しておきたいところだ。
<きょうの材料と有力銘柄>電子カルテ情報共有へ、医療デジタル化工程表案
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