死に際で摑んだトレードの核心!!

いや~呪術廻戦面白いね。

毎週アニメが楽しみで仕方がない。

このままだと単行本にまで手を出してしまいそうだ。

さてそれはさておき、本題のトレードの話でも始めようか。

俺が本格的に株のデイトレを始めたのが2022年からの話で、だいたい2年くらいが経過した。

最初の半年くらいはちょいプラスくらいで折り返したが、下半期突入早々にやらかして収支がマイ転。

そこから坂を転げ落ちるように減らして続けて、2022年の年末には50万あった資金が30万を割り、信用取引ができないところまで転落した。

年が変わり、2023年からは心機一転トレード方法をガラリと変えて新たな気持ちでリベンジすることを決意。

口座には15万円を追加入金して、45万から再起をはかることに。

しかし、悪い流れは断ち切れず。

再び資金を減らし続けて、再び30万を切ろうかという瀬戸際まで追い詰められた。

負け始めてから約1年間はモヤモヤする日々が続いた。

努力はしているつもりだけど、中々結果に結びつかない日々。

もどかしさや歯がゆさで毎日えもしれぬ息苦しさに襲われる。

焦ってはいけないのはわかっているけど、早く負けを取り返したいという気持ちは止められない。

資産がトントンまで戻ればどんなに気持ちが楽になるだろうか。

早く資産もメンタルもフラットな状態に持っていきたい。

昨年の収支がまだマイ転してない頃がどんなに恵まれていた状態だったかを思い知らされた。

転機

ある日、寄りから買った銘柄が思惑通り上昇した。

出来高的にもストップ高手前まではいくだろうと考えて上で買い増しをしたものの、そこからガラを食らって結局は微損で撤退。

その後も再び上を目指す動きを感じ取り上で買うも上値が重く損切りが続いた。

嚙み合わないトレードにイライラが募り、前場開始時から特買い状態でまだ寄っていない銘柄があったので、寄ったらいつもよりもロットをはって勝負してやろうと思った。

安寄りすれば面白いかなと思っていた銘柄なのだが、思ったより高寄りしそうだったので普段ならまず手を出さないだろう。

しかし、ここでまさかの停電が発生。

停電は一時的なもので、だいたい5分くらいで復旧したが、狙っていた銘柄はすでに寄っていたみたいで結局トレードできなかった。

ただこれは結果オーライで、高寄りした銘柄は寄り直後から特売りとなっていたみたいで、その後もリバは弱く、結局日足で大陰線となった。

停電のアクシデントがなくて手を出していれば間違いなく大きくやられていただろうし、資金も30万を大きく割っていただろう。

再び資金が30万を切ることがあればトレードをやめることも考えていたので、九死に一生を得た気持ちとなった。

トレードの核心は結局のところメンタル

本当これに尽きる。

今までの大きくやられたトレードは、普段やらないような余計な、愚かな取引とナンピン絡みのアホトレのだいたい2パターン。

これらがなければ、おそらくトントンくらいでここまでこれたのではないかと思う。

どんな手法でも、それを操縦するのはメンタルであり、メンタルはまさにトレードの核心なのだと思う。

そこからと言うもの、負けを取り返したいという気持ちは抑えてとにかく大きくやらかさないことだけを意識した。

チャンスだと思っても、そこから下がるようなことがあればしっかりと仕切り直す。

後ろ髪を引かれて行うナンピンは地獄の1丁目だと思え。

今日はもうやるべきでないと少しでも感じたらすぐに取引ツールを閉じる。

傷口を広げない、リズムを崩さない。

これらを徹底できるようになってから、流れが大きく変わった。

運が良かったのもあるけど、寄りから大きく買った銘柄が大きく跳ねた大勝トレードが続いてくれたので、現在では生涯収支がようやくプラ転するとこまで盛り返すことができた。

今年の10月は地合いの悪さが際立ち、特に新興市場の雰囲気は最悪でありデイトレ難易度は間違いなくハードモードだったけれど、それでも大きくやられることなく資金を守ることができた。

気持ちを改める前の俺なら間違いなく大敗していたと思う。

これまでの負け分を取り返せたことでだいぶ気持ちが楽になった部分はあるけれど、油断は禁物。

一寸先は闇であることには変わりない。

今年の年末に資産がどうなっているかはわからない。

今の自分にできることは、魔が差したような愚かな行動はとらないことを徹底すること。

これからも自分をうまく律しながらやっていければと思う。