【株デイトレ】寄り前の気配値で材料のやる気を見極める方法

材料銘柄の寄り前気配をチェックする

材料の出ている銘柄を当日トレードするかどうか判断する方法として有効なのが寄り前の気配値確認です。

寄り前気配を把握することでその銘柄の当日のやる気の有無を判断することができます。

GUして始まるのかどうかに注目

銘柄が前日終値よりも高く寄り付くことを「ギャップアップで始まる」と表現することがあります。

ギャップアップ(Gap up)の英語の頭文字を取って「GU」と略して使ったりしますね。

GUで始まるということはその銘柄を注目しているトレーダーが一定数存在しており、少なからず注目を集めているということになります。

こういった銘柄は当日上昇する可能性があるため、寄りから動きを監視しておくと良いでしょう。






前日の夜間PTSと比較

前日の引け後に材料が出ている銘柄については、夜間PTSの価格推移を確認すればその銘柄の注目度を確認することができます。

そして取引当日の寄り前気配値と前日夜間PTSの価格を比較し、当日の該当銘柄のやる気を把握しておくことは非常に重要です。

前日PTSと比較して当日の寄り前気配が低ければ「安寄り」という形になります。

この安寄りは必ずしもチャンスだと言い切ることはできませんが、自分が好材料と判断した銘柄で当日の地合い悪化などが原因で寄り前気配が思ったよりも弱い時など、思い切って寄りから買ってみるのも妙味かと思います。

反対に前日PTSは無風だったとしても当日の気配値が高い場合、その銘柄にやる気ありと判断して寄りから全力で監視しておきましょう。

寄り前気配は寄り付き直前まで見ておく

寄り前の気配値というの寄り付き直前にガラッと景色が変わることが日常茶飯事です。

強いと思っていたのに直前でぐっと下がって始まったり、そのまた逆も然りなのです。

突然気配が弱くなるパターンの場合、見せ板が疑われるケースがあるので注意しましょう。

【株デイトレ】寄り前の見せ板インチキ気配銘柄を見破る方法

反対に弱いと思われていた銘柄が直前で一気に気配を押し上げていくような場合、寄り凸のチャンスでもあったりするので気配が弱い銘柄も目を切らさないようにすると良いでしょう。

材料感度の高い低時価総額の小型株に焦点

低時価総額の銘柄は材料に対して株価が非常に反応しやすく、値幅も取りやすいためデイトレに適している銘柄と言えます。

寄り前の気配も動きやすいため、材料が出ていて注目している小型銘柄がある場合は寄り付き直前まで気配を監視しておくとよいでしょう。

【株デイトレ】初心者の銘柄選びは時価総額を確認するところから始めよう