株のデイトレーダーのデメリット デイトレに向いてない人の性格や特徴

欲望や怒りに飲まれてしまうのは危険

ポジションを持ち越さないデイトレードは、引け後や土日祝日に起きた急落の影響を受けないのが強みである一方、なんてことのない日に大損をしてしまうことがあります。

このやらかしの大半はメンタルの崩れによる無茶苦茶な売買が原因であることが多いです。

デイトレーダーなら1日単位の収支を自然と意識するかとが思いますが、これにより負けをなんとか取り返したいという思いが強くなりがちです。

そのために無鉄砲なナンピンや高値掴みで飛びつくなどの雑な取引が増え、損切も遅れがちになってしまいます。

デイトレードでは「負けを取り返したい」「乗り遅れたくない」といった焦りと戦う毎日であり、欲望や怒りといった負の感情に決して飲まれてはいけません。

実際にトレードをやってみるとわかりますが、感情が制御できずに魔の差した取引はついついやってしまうものです。

相場は平日なら毎日動いているわけなので、やり返すチャンスはいつでもあります。

不本意なトレードがあったとしてもメンタルを過剰に乱さぬよう心がけていかなくてはならないのです。

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完璧主義はご法度

完璧主義すぎる性格もデイトレードには危険です。

相場は自分の都合では動いていないため、一日単位の収支に心が縛られて自分本位の取引をしてしまうとドツボにハマってしまいます。

日々の連勝記録などにはあまりこだわりすぎないようにしましょう。

また、利確や損切のタイミングもすべて完璧にこなすなんてことは100%不可能です。

損切した後に結局我慢していれば助かっていたなんてことは日常茶飯事ですが、だからと言って損切を一切しないと近いうちに必ず痛い目にあいます。

一日一日のトレードを完璧にこなしていくことにはあまりこだわってはいけません。

月単位や年単位の長いスパンで資金が増えていればそれで良いのです。

ある程度の努力を続けられる継続力が必要

デイトレードでは毎日ある程度の事前準備があるため、コツコツと地道な作業を継続できる力が必要になっていきます。

個別の材料やニュースなどから監視銘柄を選定していくわけですが、最初の慣れないうちは中々骨が折れるかもしれません。

ただ続けていけばいずれ習慣化して苦ではなくなっていくため、慣れてくるまで辛抱強くやっていきましょう。

また、ここでもあまり完璧主義に染まりすぎていけません。

万全の準備をすることは素晴らしいですが、あまりにも完璧を求めすぎると続けるのが辛くなります。

誰であっても材料の見落としはあるものなので、あまり気張りすぎにやっていくことをおすすめします。

続かない努力では意味がないですからね。