3月1日の引け後にエヌリンクスが株式会社CDエナジーダイレクトと業務提携するというプレスリリースが出たわけだけど、実はどうやら一度出たプレスが取り消された経緯があったようで、いわゆるお漏らし案件だったようだ。
そのためすでにこの日前場から思惑が働きエヌリンクスが大商いで動いていたんだけど、このエヌリンクスの初動の動きが板読みでトレードするにあたって今後の参考になるような動きをしていたので備忘録としてまとめておこうと思う。
下振れのノイズを取る
まず前場の9時30分頃にエヌリンクスのお漏らし案件がTwitterで煽られ始め、そこからエヌリンクスが動意し始めた。
手始め手に、320前後の厚い売り板が食われてこれが開戦の合図。
そこから上に一気に跳ぶのかと思いきや、大きな売りと買いが入り乱れていわゆるわちゃわちゃする動きをしていた。
吹き上げある読みで上を買うことしかしらない下手くそな俺は「嫌な動きするな…」と思ってたけど、いま思えばノイズの下で指して適当なところで利確すれば良かったのではと思った。
録画していたので動きを確認してみると、大きく買われて一気に上に飛ぶかと思いきやその直後に大きな売り → 直後に一瞬特買い状態…ということが何度も続いていた。
売りが降ってくる場面で一瞬特売りになることもあったがすぐに一瞬の特買い状態となり直後に寄ってまたわちゃわちゃな動きをし始める…明らかに異常な動きで、色々とアルゴが入り乱れているのもあるがこの銘柄の視聴率の高さみたいなものも感じることができた。
こんな動きをしている銘柄で上を買っていては利を伸ばすことは難しく、せいぜい同値撤退するのが関の山だろう。実際そんな感じだったし。
なので、今後はこのような動きの銘柄に遭遇した場合は上をむやみに買わず下振れのノイズで買うよう心がけることにする。
初動から約5分くらい経過した頃、大きな売りが来ても逆襲の特買い状態にはならなくなり、ここから一旦の押し目となった。
このあたりも引き際として参考になるシグナルかもしれないので覚えておくことにする。