株のデイトレードをする上で、前日や当日朝の事前準備は言うまでもなく重要だ。

だが、あまり時間をかけすぎても良いことはない。

あれこれ手を広げすぎても結局体はひとつなわけで、監視できる銘柄には限りがあるし、余計な取引をして痛い目にあうこともあった。

そして何よりも、情報収集に時間をかけすぎた翌日のトレードで負けるのはなかなかメンタルにくるものがある。

勝率100%のトレード手法なんて存在しないので仕方がないのだけど、時間と労力を割いて負けるのはやはり精神衛生上良くない。

それに、前日の準備を頑張りすぎて、当日に寝坊してしまうこともたまにあった。

これではなんのために頑張ったのか、本末転倒である。

トレードを長く続けていくためにも必要な時短

始めのころは、「何一つ結果を出せていないのだから、時間をかけて努力をするのは仕方がないし必要な努力だ」と思っていたのだが、材料集めに奔走する時間が長すぎるのはやはりしんどい。

心の余裕もなくなるし、いつか自分の中の糸がぷっつりと切れてしまい、トレードを辞めてしまう可能性もゼロではない。

末永く株のトレードを続けていくためにも、事前準備の時短は必須だと感じた。

時短対策1:情報収取の自動化

一つ一つ開示やプレスリリース、ニュースサイトを手動で見て回るのは結構しんどい。

pythonやExcelなどを駆使して、自動化できるところはしてしまった方が圧倒的に効率が良いし、材料の見落としも減る。

pythonなんて、昔少しかじったことがあるくらいで自力でまともなコードはとてもじゃないけど書けないが、今の時代はChatGPTという心強い味方がいるので、とにかく質問しまくれば何とかなることが多い。

試行錯誤しながらも、少しづつ銘柄のスクリーニングは楽になりつつある。

時短対策2:完璧主義はやめる

とても重要。

あまりに気張りすぎても良いことがない。

時間をかけて完璧を求めるよりも、7割~8割くらいのいわゆる腹八分の気持ちで取り組んだ方がいいと思う。

トレードでもそうだが、事前準備にも完璧主義は良くない。

生活に負担をなるべくかけないで長く続けていくためにも、自分の中で上手く折り合いをつけながらやっていこうと思う。