デイトレをやっていると、不思議な上昇圧力を感じる銘柄をよく目にする。
「この日、なんとしてもストップ高まで株価を上昇させるぞ!」という思惑をもつ”なにか”がバックについているかもしれない…そういった妄想が膨らむ。
例えば、前日終値が調整されていて、ストップ高のハードルが下げられているような銘柄が例としてあげられる。
ただ、そうはいっても地合いの影響は考慮しないといけない。
いくら上昇の思惑を感じ取ったとしても、始値が大きくGDするような地合いの悪さでは、ゴール(ストップ高)までの距離が遠のいてしまい、途中で息切れする可能性が高まる。
そう、結局は地合いが大事なのだ。
2月22日のアルマードは、上昇の思惑があったが地合いの悪さに途中で息切れした銘柄だったように個人的に感じた。
こういった思惑のある銘柄は、出来高が極端に減ることを嫌う。出来高は株価上昇の燃料なので、出来高が減ってしまうと値動きがなくなり、目的を完遂することは難しい。
よって、出来高と値動きがなくなった時に起こるのがふるい落としだ。
株価を急落させることで均衡を破り、出来高を発生させ値動きを活発化させる事が狙いだ。
目立った値動きを誘発することでアルゴやHFTを召喚させられればなお良しだ。
残念ながら2月22日のアルマードは、アルゴやHFTの参入がなく、活況銘柄とまではいかなかったとように感じた。
最後に思惑銘柄についての今回の要点をまとめと
- なんだかんだて地合いが大事。GDスタートは不利になる
- 値動き(出来高)がなくなったら急落(ふるい落とし)に備える
- アルゴやHFTが召喚されているかを意識