直近のIPOというのは出来高とボラがあるのでデイトレーダーの戦場になりやすい。
そんな中でも、直近のIPOに資金が集中しまくってストップ高が量産される「IPO祭り」になることがある。
今回は、そんなIPO祭りになりやすい条件についてを挙げていこうと思う。
日経が弱い
日経平均の指数が弱い場合、大型株から資金が抜けてIPOに資金が流れやすくなることがある。
ただ、何か大きな事件やニュースがあった時などで地合いが悪化した場合は全面安になる場合もあるため、「日経が弱い=IPOに資金が集中」ではないため見極めは必要。
材料などが乏しい
材料やニュースなど、株価が動意づくような事象が少ない場合、直近のIPOに資金が流れやすくなる可能性あり。
前営業日に直近のIPOが盛り上がっている
前日に直近のIPOが複数ストップ高になっているなど、すでにIPO祭りになっている場合は、翌営業日もこの流れが継続する可能性あり。
朝の気配値は要チェック。
当日上場するIPOがある
まぁこれは当たり前だが、IPOの上場初日は注目度が高いため資金がよく集まる。
ただし、12月などIPOラッシュ時などは複数同時上場などが続き、当日のIPOの資金の入りにムラができやすくなりやすいので注意。
新規上場するIPOがしばらくない場合
最後に上場したIPOから次のIPOまでの期間がしばらく空く場合、その間直近のIPOに資金が集中しやすくなる場合がある。
最近の例
上記で5つの条件を挙げたわけだが、2023年の大発会がこのうち4つの条件が重なり(当日上場IPO以外)、案の定IPO祭りとなった。
昔は資金の流れについては全く意識はしていかなったけれど、IPOの波に乗れるのと乗れないとではデイトレ人生おいては雲泥の差があると思うので、今後もしっかり意識していきたい。