
タクシーの運転手不足が叫ばれる中、一般のドライバーが有料で人を運ぶ「ライドシェア(相乗り)」が解禁の流れとなっています。
株のデイトレードをにおいて「ライドシェア」のテーマで株価が動意しやすい銘柄を厳選しました。
メイン監視
大和自動車交通(9082)
都内でタクシー・ハイヤー事業を展開。
低時価総額に加えてPBRが1倍以下の低PBRということもあり、関連株の中では真っ先に資金が集中しました。
政府がライドシェア導入を検討するというニュースが報道されると、1週間ほどで株価は2倍にまで急騰。直近では2023年10月24日に1628円の高値をつけています。
ストップ高と急落を繰り返す荒い値動きとなっており、ボラティリティと直近出来高の上昇などから考えて、デイトレードにおいてライドシェア関連の監視必須銘柄と言えるでしょう。
アディッシュ(7093)
子会社のアディッシュプラスが長距離ライドシェアサービス「notteco」を運営。
政府のライドシェア導入検討の報道がなされると、大和自動車と同様に初日からストップ高まで株価が急騰しました。
ただ初動日から数えて3日目以降は株価が失速し、ライドシェア関連としては大和自動車に資金が流れていった印象があります。
とは言え、低時価総額銘柄+初動の動きから見ても、ライドシェア関連の有力株であることは間違いありません。
今後、ライドシェア関連のニュースに大きな動きがあった場合は必ずチェックすべき銘柄と言えるでしょう。
サブ監視
ユビテック(6662)
アルコール検知ツールの「D-Drive」を提供。
飲酒運転検知の仕組みはライドシェアを導入するにあたっての課題とされており、ライドシェアの関連銘柄となっています。
大和自動車やアディッシュほど資金が集中したわけではありませんが、両銘柄がストップ高に張り付くと、新たな物色先として一時的ではありますが盛り上がりを見せました。