7375 リファインバースグループが「鳥の羽根「フェザー」を原料にした 新しいバイオ素材『ReFEZER』を開発」というプレスリリースを3月30日の引け後に発表。脱プラスチックが叫ばれてGX化が推進されるこのご時世、かなり熱い材料なのではと判断。

時価総額も60億円と低めなのもかなり良い!

前日のPTSでは+120円ほど上がっていたのだが、31日の当日の寄り前の気配が+50円と以外tと低く寄り付きそうだったので、チャンスと判断し、寄り凸することに。

寄りが2131円と前日終値2089円から42円のGUでスタートした。

若干買われるもその後失速

結果から言うと、前日終値を割ったところで損切という悲しい結果に。

薄板の銘柄で、商いも思ったより伸びなかった。寄りからちょっとづつ上昇して、一時は+40ティックくらいの上昇は見せたものの、資金が全く流れてこないで、気づけば始値を割り、その後も全く買いが入らず前日終値も割り込む始末。

前日終値を割った後に-50ティックほどの損切。プラス圏からの損切はなかなか後味が悪くて嫌なものだ。

直近IPOや大型株が盛り上がっていて個別に資金が来ず

個人的には結構良い材料だと思ったのだけど、場中の雰囲気を見てみれば資金が流れてこなかった原因はなんとなくわかる。

他の銘柄が盛り上がっていたからだ。3月はIPOラッシュということもあり、この日も寄りからIPOが大きく盛り上がっていた。そして、大型株にも目を向けると日経平均も大きく上昇。

前日にPBR1.0倍の東証ネタがあったこともあり、幅広い銘柄に買いが入っていたのだろう。寄りから全体の流れを見ていると、板薄の個別株を握っている自分は周りから取り残されているという疎外感を大きく感じた。

それでも、良い材料だからどこかのタイミングで注目されるだろうと待っていたのだけど、自分が思い描いた展開にはならなかった。

反省点としては、損切が遅かった点。もっと言うと、同値撤退も十分にできた。同値撤退後に上がるのが怖いという思いがあったのが無駄に握力を強くしてしまったのだが、上がり始めたらまた買えば良いだけの話。

実際には高値では買いづらいけど、その展開を嫌って結果的にマイナス圏で損切りしていては元も子もない。

終値は結局始値より上で引ける…

前日終値を割り込んだ後もしばらく売りが続き、陰線となった時点では、損切りして正解だったかなと思ったけど、結局気づけばそこからじわじわと買われてプラス圏まで上昇。

まぁこういう銘柄は売りが止めばじわじわ買われるよね。損切りした判断は別に悪いとは思わないけど、タイミングが遅すぎたのは問題。同値撤退や微損撤退もできたのだから、見切りの能力はとても大事だと感じた。

個別株を触るにしても、全体の資金の流れを感じて、資金が個別に流れてきやすい環境なのかどうかを肌で感じ取ることの重要性を感じた一日だった。