デイトレーダーの戦場となっているような活況銘柄において、板や歩み値からわかる株価上昇の兆候をメモしておく。

アルゴ的な動きを確認

活況銘柄にはだいたいアルゴが参戦していることが多いのだけど、個人的にこんな買われ方をしたらアルゴが参戦していて、上昇圧力が高まってきたかなという動きがある。


それは、数ティック分(3~5くらい)の板が一斉に買われる動きが度々観測された時だ。これは歩み値を見ればすぐにわかる。


上昇圧力のある銘柄は、この瞬間的に買われてはまた下げて、また吹き上がるように買われては…といったことを繰り返していくうちに、気づけばぐいぐい上がっていくように感じる。


この動きは、太陽の表面を吹き上がっている炎「フレア」を彷彿とさせる。このフレアが観測されたら、上昇圧力が高まってきたという可能性があると頭に入れておこう。


この動きがアルゴによるものと決めつけるのは完全に自分の妄想で、普通に人が売買している事例もあるだろう。



特に、フタとなっている厚い売り板が一気に買われるケースは人が買っているイメージがある。

HFTの参入の瞬間

アルゴと同じく昨今の相場を牛耳っているといわれるHFT。

これもまた自分の妄想になるけど、株価の上昇に合わせて最良気配値の直下に買い板がヌルヌルと入り始めたらHFTの仕業だと勝手に思ってる。

手動ではあのスピードで板を入れることはできないからだ。


肝心なのはHFTが参入している銘柄が上昇しやすいのではなく、参入してきた瞬間に株価が上昇しやすいということ。あくまでも短期目線。


HFTは超高速売買によって細かい利ザヤを稼いでいて、同じ価格帯を行ったり来たりして、必ずしもそのまま上昇していくとは限らない。


ただ、HFT参入の瞬間に立ち会えたなら話は別だ。この場合、均衡を破るようグイグイと上昇していく傾向にある(あくまでも短期目線)。


自分がHFT参入の瞬間を確認した事例は何回かあるが、それはどれも、急騰直後に株価が一時的に横ばいになる凪状態の時だった。


もう一段ロケットが発車されるのか、それともガラが来るのか…その均衡を破るように奴らは参戦してくる。


大人しかった板がじわじわ株価上昇と共にぬるぬると買い板が入り始める…その瞬間に運よく立ち合えたなら、今度は思い切って成り買いしてみようと思う。

手動で買い板が上にスライド

これは凄腕デイトレーダーのSGひーこさんがTwitterでも呟いていたが、まとまった買い板が手動で上にスライドしてくるような動きがあった場合、上手く利用すれば買いで利益が取れるというものだ。


実際にそういった場面は何回か目にしている。今度同じような局面に出くわしたら、スライドしてくる板を背に戦ってみようと思う。

とりあえず思いついたのはこの3つ。今後も気づきがあれば追加していこうと思う。