最近「閃光のハサウェイ」をアマプラで視聴。


劇中のアムロのセリフ「身構えている時には、死神は来ないものだ」がとても印象的で、これは株に当てはまるのではと感じた。


今回の記事のタイトルは、このアムロのセリフをもじったものだ。元ネタのセリフの意味合い的には急騰ではなく急落の方がしっくり来るのだが…。


TwitterやY板で煽られている銘柄ほど、買いが続かずに上ヒゲをつけて下落というパターンはよくある。


「もう少しで上がるぞ、上がるぞ」と身構えているときほど、皆がファーストペンギンになることを恐れて、様子見に入るのではないだろうか。そうなると、当然株価は上がらない。


また、この考えは逆張りのリバ狙いの時でもしばしば感じる。


窓埋めやVWAPなどの皆が意識している抵抗線まで株価が近づいていく過程が緩やかの場合、リバウンドが弱かったり、あるいはほとんど反発せずに下落していくことが多い。


これとは逆で、意識している抵抗線までの到達が早い場合だと反発が強いケースが多い。


買いが入る時というのは一瞬だ。


下手な間が空くと、それは迷いの種となり、衝動や意思の風化に繋がる可能性がある。


急落スキャの優位性は、ここにあるのかもしれない。