今日は今年最後の取引となる大納会だった。


さて、本日のトレードの気づきは、前日の窓埋め逆張り手法においては日中足がより大事であるということだ。


至極当たり前のように感じるが、これが意外と盲点だった。


日足ではなく日中足だ。とくに、1分足が大事であると思う。


基本的にこの前日窓埋めによる逆張り手法は、活況銘柄が翌日にGUして始まった場合を想定して考えている。


前日の終値付近まで株価が下がってくるのを待ち構えてエントリーするのだけど、反発する場合とそのまま貫通していくパターンの違いが今までよくわからなかった。


そう、日足をメインに見ていたからだ。日足だけでは気づかないことがあった。


窓埋め付近で反発しなかった銘柄を何気なく日中足で見てみると、前日の前場寄り付き直後にストップ高で張り付いていて、結局そのまま翌日まで寄り付くことはなかった。


そう、日中足のチャートで見た場合、ローソク足が前日の寄付き直後から当日の寄付きまでの間にぽっかりと空白があるのだ。


チャートへのローソン足の表示本数の違いはあるけれど、100本くらいを基準に考えると、1分足の場合、前日のチャートから当日の寄付きまでのローソク足の連続性が途切れている。


これだと日中足でトレードをしているデイトレーダーは、前日窓埋めを意識しづらいはず。よって、このようなチャートの連続性が途切れている銘柄は、前日の窓埋めが意識されないのではないかと思う。


5分足ならギリギリチャートに収まっている場合がほとんどだけど、ここで説明している日中足は1分足をメインに言っている。


なんだかんだで、1分足を主軸に見ているデイトレーダーが多いのではないかと思う。特に寄付きの直後は値動きが激しいので、細かい足の重要性は増してくる。


また、前日大引けして終値をつけた銘柄の終値足が1分足でチャート(100本表示の場合)にギリギリでうつる時間帯は、当日前場の10時30分くらいまでだ。


チャートへのローソク足の表示本数に関しては個人差はあれど、余裕をもってエントリーリミットは前場の10時くらいに設定するのがエントリーフィルターとして有効に機能するのではないか。


このへんのことを意識しながら、来たる2022年の相場と向き合っていこう。